Keeper のセキュアファイルストレージについて説明します。
セキュアファイルストレージとは
Keeper のセキュアファイルストレージは、機密性の高いファイルを安全に保管・共有するための機能です。PDF、Word、Excel などのドキュメントだけでなく、画像、動画、SSHキー、SSL証明書などの機密情報も安全に保管できます。
セキュアファイルストレージを利用する
セキュアファイルストレージの利用可否については、契約(MSP or カスタムプラン)により異なります。
MSPとカスタムプランの違いはこちら: Keeper managed by ZUNDA と Keeper (カスタムプラン) の違いは何ですか?
Keeper managed by ZUNDA (MSP) の場合
- どのプランを購入いただいても、100GB無料で付いています。
- 追加購入が必要な場合は、Business Plus もしくは Enterprise Plus の契約が必要です。
- Business Plus、Enterprise Plus には、1,000GB(1TB)の容量が付いています。さらに、追加の容量が必要な場合は、ご連絡ください。
Keeper (カスタムプラン)
- トライアル期間中は、100GB無料で利用可能です。
- トライアル終了後、セキュアファイルストレージを利用したい場合は、セキュアファイルストレージの追加購入が必要です。
- セキュアファイルストレージ未購入の場合、新たなファイルのアップロードは不可です。
- トライアル中にアップロードしたファイルは、トライアル終了後、セキュアファイルストレージ未購入の場合でもアクセス可能です。
- セキュアファイスストレージを未購入の場合、かつアップロード済みのファイルが残っている場合、「ストレージの上限に達しました」というポップアップが表示される可能性あります。 全ての添付ファイルが削除すると、ポップアップは表示されなくなります。
セキュアファイルストレージの利用を制限する
セキュアファイルストレージの利用を制限したい場合、ロール(ポリシー)の設定で利用を制限することが可能です。添付ファイルレコードタイプの禁止と、レコードへの添付ファイルのアップロードの禁止の2パターンの制限方法があります。
添付ファイルレコードタイプの作成を禁止
管理コンソールにログインし、この設定を行いたいロールを選択します。
ロールの強制適用ポリシー > レコードタイプ > レコードタイプの作成 > 添付ファイルのトグルを無効(OFF)にします。
この設定を行うことで、
ユーザーがボルト上でレコードを新規作成する際、レコードタイプから「添付ファイル」選択することができなくなります。
レコードへの添付ファイルのアップロードの禁止
管理コンソールにログインし、この設定を行いたいロールを選択します。
ロールの強制適用ポリシー > 作成と共有の権限設定 へ進みます。
ファイルのアップロードを禁止したい場合は、作成 > ファイルのアップロードのチェックを外します。
ファイルのアップロードは可能だが、ファイルが添付されたレコードの共有を禁止したい場合は、共有 > ファイルを添付してレコードを共有のチェックを外します。
セキュアファイルストレージの使用容量を確認する
添付ファイルレコードタイプの新規作成、もしくはレコードへの添付ファイルのアップロードを実施する操作を実施する際に、使用している容量を確認することが可能です。
管理コンソールから、使用容量を確認することはできません。
※なお、日本語訳が誤っております(2025年05月20日現在。Keeper 社に修正依頼中です。)