オフィス工事や引っ越しなど、一定期間または特定の日付から、会議室などのリソースの利用・予約を禁止させたい時があるかと思います。現状、リソースには利用可能な(または不可能な)期間を設定することができません。この記事では、そのような場合の対応について、ご案内します。
概要
例として、以下のようなケースを前提に考えたいと思います。
- ある会議室が工事のため、特定の日から使えない
- 混乱を招かないように、事前にその会議に予定が入らないようにしたい
このような場合、特定の期間を利用不可と設定できれば良いのですが、現状、それはできません。そこで、現実的には、その期間に亘って、当該リソース(この場合、会議室)に予定を入れて、押さえてしまうことで、上記のような課題を解決します。
この時、ユーザーのメインのカレンダーを利用してしまうと、他のユーザーがカレンダーをみたときに、どこも予定が空いていないようにみえてしまします。
そこで、他のマイカレンダーと使って、会議室を予約して置くことで、会議室の利用制限と通常業務における日程調整を可能にします。
具体的な方法
1. マイカレンダーの追加
- Googleカレンダーのメニューバー下部にある「他のカレンダー」のメニューアイコンを選択し、「新しいカレンダーを作成」を選択します。
- その後、表示されたポップアップに「カレンダー名」・「説明などを追加」します。
2. カレンダーを使って会議室を予約
- 会議室を利用する予定を作成します
- 詳細欄の中段にあるカレンダーアイコンから新しく作成した利用制限用のカレンダーを選択します。
- 利用ができない期間を期間設定した上で、繰り返しを設定します。
- 保存します。
以上で、特定の日付まで、利用ができないようになっております。
ポイント
- ユーザーがメインで利用しているカレンダーを利用するのではなく、新しくカレンダーを作成する
- 繰り返し期間を設定することで、特定の期間のみ利用制限をさせることができる
- 例として、引っ越しなどの場合、引っ越し当日まで繰り返し期間を設定し、その後引っ越し日が過ぎたら、リソースを削除する