Google Workspace をご利用いただいているテナントで、一部のユーザーのライセンスを無料の「Cloud Identity Free」に切り換えることで、課金ユーザー数を減らすことができます。
注意
- ライセンスを取り外されたユーザーには以下の制限が発生します。
-
メール (Gmail) へのアクセスができなくなります。メールの受信もできません。ただし過去に送受信したメールは引き続き保持され、有料のGoogle Workspace ライセンスを戻せばメールへのアクセスが復活します。
-
Googleドライブは、共有ドライブ内のファイルの編集および、共有ドライブへのファイルの作成ができなくなります。
-
Gmail, Googleドライブ, Googleフォトなどの利用に計上されるストレージの上限が15GBになります。(Gmail はアクセスできませんが容量としては引き続き計上されます)
-
カレンダー, Meet, Google Chat にアクセスできなくなります。
-
-
無料化できるユーザーは、通常50人までです。それ以上必要な場合はGoogleに申請することで認められることがあります。
事前準備
-
Cloud Identity Free ライセンスを購入します。無料ですが「購入」の操作が必要となりますので、ZUNDAの営業担当までご依頼ください。
-
ライセンスを取り外すユーザーを格納する組織部門を作成し、Google Workspace ライセンスの自動割り当てをオフにします
手順
-
Google 管理コンソールのユーザー一覧で、ライセンスを外したいユーザーを選択し、「その他のオプション」から「組織部門の変更」を選びます。
-
事前に準備した、ライセンスを外すユーザーを格納する組織部門を選びます。この例では「ライセンス割当停止」としています。
-
警告が表示されますが、画面の指示に従って続行します。
-
ページを再読み込みします。(F5, command+R, 再読込ボタンなど)
-
ユーザー一覧から当該ユーザーを探し、クリックします
-
右下 (スクロール後) にある「ライセンス」欄をクリックします
-
右上の鉛筆マークをクリックします
-
Google Workspace の横に表示されたスイッチをクリックしてオフにし、「保存」をクリックします
※スイッチがオフにできない場合は、当該ユーザーが適切な組織部門にいない可能性があります。