Keeper の拡張機能を利用しているユーザー様から、「頻繁にログアウトされてしまう」「ブラウザを再起動したときでもログインしたままにしてほしい」などの質問をいただくことがあります。この記事では、そんな課題に関して、ユーザー個人で設定する方法と、管理者がポリシーを適用して解決する方法をご紹介します。
* 一般ユーザー向けの記事はこちらをご覧ください。
ユーザー個人で設定
- 拡張機能の設定>セキュリティから、自動でログアウトするまでの時間を設定できます。
- セッション間でログインを維持するを有効にすると、ログイン状態を維持できます。
管理者がポリシーを適用して設定
設定個所
ポリシーの設定画面で「アカウント設定」を開いてください。
ログアウトに関する設定項目としては、以下の2つがあります。
セッション間でログイン状態を維持する
ブラウザを閉じたりコンピュータを再起動したりする際に、Keeper へログインした状態を維持します。また、ユーザーのデフォルトの設定を決めることが可能です。
無効な場合
- ログイン状態を維持します。
有効な場合
- ブラウザの起動毎にログインを求めることを強制できます。ユーザー体験は下がる可能性がありますが、こまめにユーザー認証をすることでセキュリティを高める期待があります。
ログアウトタイマー
プラットフォームごとに、ログアウトまでの時間を設定することができます。最後にログインした時間から、設定した時間が経過するとログアウトする設定になります。設定しない場合は、KeeperのCookieのセッションが切れた時点でログアウトします。
実際の運用例
なるべくログアウトを減らしたい場合:
ロールのポリシーでは、
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「『ログイン状態を維持』の禁止」は無効
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「デフォルトのユーザー設定」は有効
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「ログアウトタイマー」は設定なし
という設定が考えられます。