本項は、Windows Autopilot を用いたキッティングを行うために、Microsoft Intune に端末を登録する手順です。
前提条件
本作業には以下が必要になります。
-
Microsoft Intune 管理センターへアクセスできる管理者アカウント
- [Intune管理者] または [グローバル管理者] などのロールが割り当てられたアカウントが必要です
- USBメモリ
1. デバイスハッシュの取得
Autopilot を用いて端末のキッティングを行う際には、事前に端末のデバイスハッシュ情報を Intune に登録しておく必要があります。デバイスハッシュ情報は、対象の端末上で取得します。
本手順では、デバイスハッシュ情報の取得方法として以下の 3 通り(A/B/C)をご案内します。
※ 3 つの方法のうち、いずれか 1 つを実施すれば OK です。 端末の状態や運用に合わせて、A・B・C のいずれか 1 つの手順のみ実施してください。
| パターン | 利用シーン | 手順概要 |
|---|---|---|
A |
これからキッティングを行う場合(未セットアップ機) | デバイスのセットアップ画面で USB メモリを差し込み、エクスポートを行います。 |
B |
デバイスにサインインできる場合 | OS にサインインし、GUI から取得します。 |
C |
デバイスにサインインできる場合 | OS にサインインし、PowerShell を実行して取得します。 |
A. 未セットアップ機からの取得方法
まだキッティングしていない端末で、デバイスハッシュ情報を取得する手順をご案内します。
- 対象デバイスを起動
- 「国または地域はこれでよろしいですか?」の地域選択画面まで進みます。
- 登録するデバイスに USB メモリを差し込みます。
- 地域選択の画面で
[Ctrl] + [Shift] + [D]キーを同時に押下します。 - 「Windows Autopilot 診断」画面が表示されるので右下の「ログのエクスポート」をクリックします。
- ウィンドウが表示されたら「新しいフォルダー」をクリックして新規フォルダーを作成します。
- 作成したフォルダーを選択して「フォルダーの選択」をクリックします。
- 「ログが正常にエクスポートされました」のメッセージを確認します。
- ログの書き出しが確認できたら、
[Shift] + [F10]キー(または[Shift] + [Fn] + [F10]キー)を押下し、コマンドプロンプトを起動します。 -
コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行し、シャットダウンします。
shutdown /s /t 0
- 作業用端末に USB メモリを差し込みます。
-
MDMDiagReport.zipを展開します。 - 展開された
MDMDiagReportフォルダ内のDeviceHash-*.csvを取得します。
B. GUI からの取得方法
ログイン可能な端末にて、設定メニューからでデバイスハッシュ情報を取得する手順をご案内します。
- Windows の設定画面(歯車のアイコン)を開きます。
- アカウント > 職場または学校へのアクセス を開きます。
- 「関連設定」 の「管理ログファイルのエクスポート」 にて「エクスポート」をクリックします。
- ログファイルのエクスポート先(既定値:
C:\\Users\\Public\\Documents\\MDMDiagnostics\\)を開きます。 -
MDMDiagReport.zipを展開し、デバイスハッシュのファイル(DeviceHash_*****.csv)を取得します。 - USBメモリ、またはファイルストレージ経由でデバイスハッシュ情報を作業端末へコピーして下さい。
C. PowerShell コマンドによる取得
ログイン可能な端末にて、Powershellでデバイスハッシュ情報を取得する手順をご案内します。
- スタートボタンを右クリックし、[ターミナル (管理者)] を開きます。
- 以下のコマンドを実行してください。
Set-ExecutionPolicy -Scope Process -ExecutionPolicy Bypass-
Install-Script -Name Get-WindowsAutopilotInfo※ -
Get-WindowsAutopilotInfo -OutputFile**<保存するPathを指定する>**【コマンドの例:ログインユーザーのデスクトップにコンピュータ名のファイルを出力する】
Set-ExecutionPolicy -Scope Process -ExecutionPolicy Bypass Install-Script -Name Get-WindowsAutopilotInfo Get-WindowsAutopilotInfo -OutputFile $env:USERPROFILE\Desktop\DeviceHash_$env:COMPUTERNAME.csv
※
Install-Script -Name Get-WindowsAutopilotInfoの実行時に、実行ポリシーやインストールに関する同意を求められます。すべて「Y」で回答してください。
- 実行が完了すると、デバイスハッシュが記載された CSVファイルが出力されていることを確認します。
- USBメモリ、またはファイルストレージ経由でデバイスハッシュ情報を作業端末へコピーして下さい。
2.デバイスハッシュの登録
取得したデバイスハッシュ情報を Intune に登録します。
- Microsoft Intune 管理センター にアクセスし、管理者アカウントでインインします。
- 「デバイス」 > 「登録」 > 「デバイス」 の順にクリックします。
- 「Windows Autopilot デバイス」の画面を開き、[インポート] をクリックして取得した CSV ファイルを選択して [インポート] をクリックします。
- インポートが完了するとレコードが作成されます。
-
対象の機器(シリアル番号)が登録されたことを確認します。
※ 反映に最大15分程度かかります
以上で、デバイスハッシュの取得 および 登録 は完了です。