Keeper パスワードマネージャーにおいて、ユーザーステータスの表示と挙動の不一致、およびアカウント移管の同意について仕様変更がありました。SSOログインのユーザーを作成する場合、これらの影響を考慮する必要があります。以下、ご確認お願いいたします。
ユーザーステータスの表示と挙動の不一致
概要
以下の条件においてユーザーを作成した場合、管理コンソール上で確認できるユーザーステータスと、実際の挙動が一致しないという不具合が発生しています。
【条件】
- SSOログインを想定
- かつ、アカウント移管が有効になっているロールが割り当たっている
対象製品
Keeper Managerd by ZUNDA
- Keeper Enterprise
- Keeper Enterprise Plus
Keeper
- Keeper Gold Package
- Keeper Enterprise Base Plun (Keeper Enterprise)
不具合発生前の仕様
上に記載の条件において、ユーザーを作成した場合、ユーザーがログインを実施するまで、そのユーザーのステータスは「招待済み」と表示されていました。
また、そのユーザーがログインを実施すると、アカウント移管同意のポップアップが表示され、同意(承認)をスルーすると、7日後にそのユーザーはブロックされ、ユーザーステータスは「ブロック済み」となりました(アカウント移管の同意の期限が7日ということ)。
なお、「ブロック済み」になったユーザーは、管理者により「アカウント同意の延長」を実施いただくことで、再度ログインが可能になります。
現在の仕様(不具合箇所)
上に記載の条件において、ユーザーを作成した場合、作成後7日以内にログインを実施しないと、そのユーザーのステータスは「招待済み」「ブロック済み」となります。
ただし、「ブロック済み」ステータスであっても、ログインは実施可能です。
つまり、管理コンソール上で確認できるユーザーステータスと、実際の挙動が一致しておりません。こちらは、Keeper 社に報告済みとなります。解消まで少々お待ちください。
なお、アカウント移管の同意の期日が変更になっているので、下段をご確認ください。
アカウント移管の同意の仕様変更
概要
アカウント移管の同意期日が、7日から1日に変更になりました。
対象製品
全プラン
今後の対応
初めてのログイン時に、アカウント移管同意のポップアップが表示されますので、同意ボタンをクリックするようにユーザーに周知してください。
その他
なお、これらの不具合については Keeper 社から公式な情報が公開されていません。
弊社は Keeper 社との対応履歴およびお客様とのやり取りに基づき、開示可能な情報のみを共有させていただいております。