組織のPCの利用を開始する前に、組織からメールで招待された組織のGoogleアカウント (以下「組織のアカウント」)の初期設定をPCやスマートフォンで行います。この操作は個人が所有するパソコンやスマートフォン(以下私物デバイス)で行うこともできます。このガイドでは、PCのChromeブラウザを使用して説明しますが、他の環境でも概ね同じです。
前提条件
- 組織のアカウントの招待をメールで受け取っていること
- インターネットに接続できるPCやスマートフォンが利用可能なこと
大きな流れ
- 招待メールのリンクをシークレットウィンドウで開く
- パスワードを設定する
- 2段階認証を設定する
手順
①招待メールに記載されているリンクをシークレットウィンドウで開く
「[組織名]の新しいGoogleアカウントが作成されました」という件名のメールが届きます。
メール本文の「ログイン」を右クリックします。
右クリックすると、メニューが表示されます。「シークレット ウィンドウで開く」を選択します。
パスワードなどが保存されないモードでブラウザが起動します。
②パスワードを設定する
パスワードを設定するページが開きます。
パスワードは、8文字以上で大文字・小文字・数字・記号が混ざっていて、誕生日や電話番号・名前などから推測されにくいものにしてください。
「パスワードを変更」をクリックすると、パスワードの設定が完了します。
※パスワード設定ページが表示されず「リンクは無効です」などのエラーメッセージが表示された場合はすでにパスワードが設定されている可能性があります。パスワードがわからない場合は管理者に相談してください。
新しいパスワードの設定が終わると、メールなど組織で利用できるサービスへのリンクが表示されます。
③2段階認証を設定する
2段階認証の設定方法はこちらをご覧ください。
→Google Workspaceで二段階認証を設定するにはどうすればいいですか?
参考情報
iPhoneでシークレットウィンドウを使用する方法
メール本文の「ログイン」ボタンを長押して「リンクをコピー」を選択します。
こちらのページを参考に、Safariなどのシークレットウィンドウを開きます。
→『シークレットモード』の便利な使い方 Chrome、Safari、Firefoxなどブラウザ別に紹介|TIME&SPACE by KDDI
シークレットウィンドウを開いたら「検索/Webサイト名を入力」をタップして「ペーストして開く」をタップします。
Androidスマートフォンでシークレットウィンドウを使用する方法
メール本文の「ログイン」ボタンを長押して「URLをコピー」を選択します。
こちらのページを参考に「新しいシークレットタブ」を開きます
→シークレット ブラウジング - パソコン - Google Chrome ヘルプ
「コピーしたリンク」をタップするとページが開きます。
他のPCのブラウザのシークレットウィンドウの開き方
Microsoft Edge
こちらのページをご覧ください
→Microsoft Edge で InPrivate ブラウズを使う
Firefox
こちらのページをご覧ください
→プライベートブラウジング - 履歴を残さずに Firefox を使用する
Safari
「ファイル」→「新規プライベートウインドウ」を選択します。
※注意
SafariでGoogleにログインをすると「ほかのmacOSアプリケーションがこのGoogleアカウントを使用するのを許可しますか?」と表示されることがありますが「今はしない」をクリックしてください。
もし「許可」をクリックしてしまった場合は、次の画面で「キャンセル」をクリックしてください。(画像は英語ですが、日本語でも同様の内容が表示されます)
プライベートブラウズを有効にせずにGoogleアカウントにログインしてしまったら?
私物デバイスで会社のアカウントにログインした場合、個人的な検索履歴などが会社と共有される可能性があります。その場合、 https://www.google.com/ を開き、右上の丸いボタンをクリックして「ログアウト」を選んでください。