※こちらの情報は、Keeper社からの情報に基づき、随時更新されております。
2025年4月8日以降、Keeper 管理コンソールで SCIM (System for Cross-Domain Identity Management) を用いたユーザープロビジョニングを設定されている場合に「ドメイン予約」の申請が必要になりました。
この仕様変更は、同日以前から SCIM 設定を引き続きご利用の場合でも影響します。後述のドメイン予約のチケットを送信したことがないお客様は、下記の手順に沿って申請手続 (チケットの送信) を実施してください。
対応内容
Keeper ビジネスサポートポータル (keepersecurity.servicenowservices.com) にログインし、ドメイン予約に関するサポートチケットを送信してください。
サポートチケットの発行は、servicenow のアカウントの作成は不要です。また、ドメイン予約を依頼したユーザーが、初期管理者(Keeper のテナントを発行した際に、最初にログインしたユーザー)ではない場合、verification code が求められる可能性があります。
チケットの作成
Keeper ビジネスサポートポータル (keepersecurity.servicenowservices.com) にログインし、「登録ボタン」をクリックしてください。既に servicenow のアカウントをお持ちの場合は、ログインしてチケットを新規作成してください。
チケットの内容
名・姓・メールアドレス・会社名など必要事項を入力します。
それ以降の入力内容は、以下のサンプルをもとに記載してください。
Please select an issue type:
[Technical Issues with Keeper] を選択してください
件名
「Domain Reservation Request」とお書きください
How many users are affected?
貴社で Keeper をご利用いただいている、およその人数をご記入ください。(正確でなくても構いません)
What Keeper platform and operating system?:
「Admin Console」とお書きください。
Description of the issue:
次のようにお書きください。
Can you please reserve the domain [example.com] for the account associated with the e-mail address [admin@example.com]?
- [example.com] は SCIM で同期するユーザーのメールドメイン (通常はメールアドレス)に置き換えます
- [admin@example.com] は貴社テナントの管理者 (Keeper Administrator ロールをもつユーザー) のメールアドレスに置き換えます
You accept Keeper's Terms of Use
チェックを入れます。
上記の内容を記載後、画面右上にあります「送信」をクリックしてください。
参考情報
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過去に、Keeper 社のサポートチームへ直接ご連絡、もしくは弊社経由でドメイン予約に関するご連絡(申請)をいただいている場合は、既に登録済みですので上記対応は不要です。なお、誤ってドメイン予約の申請を重複して実施した場合でも特段問題ございません。
※2025年4月15日17時現在、過去にドメイン予約を実施したお客様であっても、改めてドメイン予約の申請が必要なケースが散見されております。
- ドメインの予約が行われていない場合、IdPからのプロビジョニング実施時に以下のエラーメッセージを返してユーザーの作成に失敗します: Use a different email domain
- この変更は、Keeper 社のBackend API Version 17.4における変更点(KA-6239)に基づくものです。詳細につきましては、Keeper 社リリースノート (docs.keeper.io) をご参照ください。