csvファイルを使ってパスワードをインポートする方法を説明します。
パスワード等の記録情報をインポートすると、インポートを行ったユーザーが、データの所有者(オーナー)となります。どの記録情報を誰がインポートするのか事前に決めておくと良いでしょう。
また、インポートした記録やフォルダの権限設定は、Keeper 上で設定する必要があります。
以下のケースに沿って、インポートを行ってください。
- 記録のみをインポートする
- フォルダと記録をインポートする
記録のみをインポートする
1. 以下の雛型をコピーし、インポートしたいデータを雛型に合わせて整形する。整形の仕方は、以下の「インポート雛型の説明」を確認してください。
Keeper csvインポート 雛型 (記録のみをインポート)
※インポート雛型の説明
列 | A列 | B列 | C列 | D列 | E列 |
Keeperの フィールド名 | タイトル | ログインID | パスワード | URL | メモ |
解説 | メモがあれば記載します。 |
2. データ成形後、雛型の2行目までを削除(ヘッダー行を含めない)し、インポート情報に誤りがないか確認する。
3. ファイルを.csvで落としておく。
4. Keeperにログインし、アカウント>設定>インポート>テキスト(ファイル.csv)を選択し、ファイルをアップロードする。
5. 1列目を「タイトル」に、2列目を「ログイン」に、3列目を「パスワード」に、4列目を「URL」にして「次へ」をクリックし、「インポート」を選択すると、記録が追加されます。
6. 左下「ルートレベルのフォルダを共有フォルダとしてインポート」にチェックはいれない。
7. インポートが正常に行われたか、ボルトを確認してください。
フォルダと記録をインポートする
1. 以下の雛型をコピーし、インポートしたいデータを雛型に合わせて整形する。整形の仕方は、以下の「インポート雛型の説明」を確認してください。
Keeper csvインポート 雛型(フォルダと記録をインポート)
※インポート雛型の説明
列 | A列 | B列 | C列 | D列 | E列 | F列 | G列 | H列 | I列 |
Keeperのフィールド名 | フォルダ | タイトル | ログインID | パスワード | URL | メモ | 共有フォルダ | カスタムフィールド名1 | カスタムフィールド値1 |
解説 |
「マイフォルダ名」もしくは「共有フォルダの第2階層」のフォルダ名が入ります。 マイフォルダも共有フォルダも第3階層以上ある場合は、「\」を入れます。 |
共有フォルダ名(第1階層) ※共有フォルダの第2階層以降をインポートしたい場合は、A列に記載。 |
ここから右の列は、2列で一つの対を成します。 | ||||||
例 | Sales\InsideSales(Sales:第2、InsideSales:第3フォルダ) | カード名義人 | SHO SAWADA |
2. データ整形後、雛型の2行目までを削除(ヘッダー行を含めない)し、インポート情報に誤りがないか確認する。
3. ファイルを.csvで落としておく。
4. Keeperにログインし、アカウント>設定>インポート>テキスト(ファイル.csv)を選択し、ファイルをアップロードする。
※記録のみをインポートするの4.の手順と同様
5. 表示される情報を確認。下段に表示される「ルートレベルのフォルダーを共有フォルダーとしてインポート」にチェックを入れ、右下のインポートをクリックします。
作業は以上です。
実例を確認する
雛型のタブ「Keeper csvインポート 例」を確認してください。
3列目の記録 | 「よく使う」というマイフォルダが作成され、その中に記録が格納されます。 |
4行目の記録 | 共有フォルダ コーポレート本部(第1階層)>クレジットカード(第2階層)が作成され、その中に記録が格納されます。 |
5行目の記録 | 共有フォルダ オリエンテーション関連サイト(第1階層)>Sales(第2階層)>InsideSales(第3階層)が作成され、その中に記録が格納されます。 |